2009年3月29日 15:36 - 教えてミク先生! Q.005
Q.デジタル一眼レフのフルサイズってなんですか?
A.デジタル一眼より前、フィルムだった頃のフィルムサイズの事です。
フィルムの大きさは35mm(36 × 24mm)、これをデジタル化することが前提でした。
ということはデジタル化をするには35mmサイズの映像センサーが必要です。
ですが残念なことにデジタル一眼を作り始めた頃、この35mmサイズの映像センサーを作る技術が発達してなかったり、できたとしても高価で一般に売れるような値段では無かったようです。そこで悲しいけれど35mmの約半分小さい23 ×15mmの映像センサーで販売することになりました。この23 ×15mmの映像センサーをAPS-Cサイズと呼びます。(ニコンではDXフォーマットと呼ぶ)
ここ数年はやっと35mmサイズの映像センサーを作れる環境ができて各社の高額モデルにはフルサイズの映像センサーを搭載した機種が発売されています。(ニコンではFXフォーマットと呼ぶ)
一眼レフカメラの醍醐味はレンズを交換できることにあります。もちろんデジタル一眼レフカメラでもマウントが同じであればフィルム時代のレンズが使用可能ですがここで問題が発生します。本来35mmサイズで光を集めるように作られたレンズをAPS-Cサイズの映像センサーで受け取るともちろんはみ出してしまいます。そのため同じレンズ、同じ場所で撮影してもできあがる写真は異なります。
灰色部分が削られ、カラーの部分がAPS-Cサイズのカメラで撮影される範囲
フルサイズカメラで撮影する焦点距離(ズーム)を約1.5倍(キャノンは1.6倍)にした写真ができあがります。
そのためカタログ等には200mmレンズに対して【300mm相当】と書かれる場合がります。
このような関係からフルサイズは広角に強い・APS-Cは望遠に強いと言われています。
最近はデジタル(APS-Cサイズ)専用のレンズが沢山発売されています。安く生産できて販売価格も安くできる反面、フルサイズのデジタルカメラで使用することも可能ですがAPS-Cサイズでしか光が集まらないので真ん中以外が黒で塗りつぶされた写真ができあがります。デジタル一眼レフカメラの一部には黒つぶれした部分を自動でカットしてAPS-Cサイズの映像にしてくれる機能が付いています。

